ぎっくり腰一歩手前の症状が改善 脳と痛みの関係が顕著に出た症例 

腰のレントゲン写真

一般的に【ぎっくり腰】というと腰の構造的な問題だと考えられていますが、【脳疲労】という概念を知ると関係ないんだというのがわかってきます。

構造的なものでわかりやすいのが

・筋肉
・靭帯
・関節

などがありますが、本当に組織の損傷が原因なのであれば、施術したその場で痛みがなくなるなんて事は考えられません。

ここが理解できれば、医療機関での説明で腰に対して不安を植え付けられそうになっても、跳ね返す事ができるようになるのです。

 

ぎっくり腰の痛みが2日で消失

41歳 男性

ぎっくり腰のきっかけ

本を取ろうと中腰で手を伸ばした時に受傷

 

症状

身体を前かがみにすると電気が走ったような痛みが出るので、怖くてできない

 

施術での変化

夜にBFIで施術をし、家に帰る頃には楽になっていたと。

念のため翌日に来院しましたが、痛みは気にならなくなったようです。

2回の施術で終了!

なぜこんなに早く良くなったのかは読み進めていけばわかると思います。

 

仕事の仲介でトラブルに巻き込まれ、脳疲労からぎっくり腰に

この患者さんは、以前から時々来院されていて【脳と痛みの関係】の事は僕から話を聞いていました。

ある程度はご理解されていたとは思いますが、今回のぎっくり腰になった事により、さらに理解が深まったようです。(やはり強烈な経験がないと話を聞いても痛みとの関係が結びつかないのかも・・)

 

間接的な仕事上で、なかなか厄介な事案に巻き込まれてしまい、頭の中がその事でイッパイになっていました。

考え込む男性

こうなると意識活動の亢進が治まらず、痛みに関係する脳の部位が興奮状態になってしまうので、どうにか鎮めようと脳(無意識)は勝手に仕事をしてくれます。

 

意識活動の亢進を鎮める為には、他の事で意識を逸らせる必要がありますね。

そのてっとり早い方法が【激痛を出す】という緊急避難なんです。

なった事がある方はわかりますが、イヤでも意識は痛みに向かいますもんね。

痛みの出現に関与する脳の働き

この意識活動の亢進による痛みをソフトペインと呼んでいます。

詳しくは→痛みの分類に新提起  従来の枠に収まらない痛みとは?

 

急性ソフトペインの安全性

僕は同じような経験で四十肩になりました。→僕の四十肩体験記

 

このソフトペインは痛みこそ強烈に出ますが、間違った情報・間違った方法をしなければ何の後遺症も残さずに改善するものなので、予後の心配はまったくいりません。

急性ソフトペインの合理性

 

人生を愉しみにいく

脳と痛みの関係は理解できたし、今回のようなぎっくり腰になった理由もわかった。

でも、「トラブルを抱えてる事には変わりないんだよ!」って思いますよね。

そりゃそうだ。

人間生きてれば楽しい事も、楽しくない事も起こりますよね。

 

その楽しくない事を、今までの思考で捉えていると、今後の人生も同じような境遇になった時にまた心理的ダメージを受けてしまいます。

こういった事を回避できる唯一の答えを述べます。

 

『人生を愉しみ尽くす人格を持つ』

という思考になるだけです。

愉しむとは?

楽しむという字の如く『らく』をする事ではなくて、全ての事を能動的に『たのしみにいく』という意味です。

そこには、自分の好きなこと・得意なこと以外も含まれます。

 

今回の患者さんは、すぐにその思考が理解できたので驚異のスピードで回復したんだと確信しています。

 

まとめ

ぎっくり腰の一番根底にある原因は【脳疲労】であり、骨や筋肉などの損傷は重要ではありません。

 

ぎっくり腰を含む急性ソフトペインは経過良好なので、無駄に不安を感じる必要はないんです。

 

もしなってしまった場合は、少し振り返れば思い当たる節があるはずです。

その上でマナ整体ラボに来ていただければ早く改善します。

 

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