僕の父方のお墓は山形県米沢市にあります。
なので、幼少の頃から年に数回は行ってます。
上杉鷹山公
今年のG・Wにも行き、前から会いたい人がいたので日帰りという弾丸ツアーの中行ってきたのでご紹介したいと思います。
自然栽培農家 千葉陽平
山形県米沢市で農薬や肥料を使わず、蕎麦・野菜を作っている千葉陽平さん。
以前からFacebookで知り合っていて、直接会って話してみたいと思っていたので行ってきました。
第一印象は、あったかくて柔らかい人柄でした。
でも、芯にはものすごく熱い想いと覚悟を感じられて、僕の琴線にビンビン伝わってきました!
息子も大喜び♪
自然栽培で作るということ
無農薬の野菜と聞くと、多くの人は【安心・安全】というイメージを持っているかと思います。
ですが、肥料も使わないとなると、一気に何が違うのかわからない世界になってしまうかもしれません。
肥料の何がいけないのか?
ここに関しては様々な意見がありますが、僕は否定派です。
JAが取り扱っているし、慣行栽培があったからこそ日本の食糧自給率が上がったという事実もあります。
なので、肥料を使うのは当たり前という認識でいる方がほとんどだと思います。(僕も10年くらい前まではそう思っていました)
しかし、現在無農薬・無肥料で野菜や米を栽培している農家さんは確実に増えています。
増えているといっても全体の1%以下だと言われていますが。
したがって普通の野菜とかよりは値段は高いです。
しかし、これだけ食の安全や水質を含めた環境汚染が深刻な問題になっている以上、意識して関心を持ったり購入する選択肢があってもいいんじゃないかと思います。
消費者の意識が変われば世界は動きます!
もっと認知され、売れるものであれば行政や大手もやらざるを得ないでしょうから。
そうなると生産者の数の問題も出てきます。
増えるのはいいけど、儲かるからとかの理由で始めると哲学のない人は途中で辞めてしまったりズルをする人も出てくるかもしれません。
ここは僕の業界にも言えることで、広告に釣られ方法論にばかり囚われていて色んなセミナーに顔を出しているけど何にも習得できない治療家が多いです。
方法論に拘るのもいいけど、その前に自分の業界に対する確固たる信念・哲学が必要じゃないかと!
栽培方法よりも人柄で買う
僕は実際に野菜を作ってはいないので、農薬・肥料の実態というのを体感していません。
情報として知ってはいるけど、部外者なのでそこにとやかく言う資格はないと思っています。
じゃあ何を基準にするのか?
人ですね!
今回お会いした千葉さんもそうですが、自分の作物や育て方に対する信念・哲学がハッキリとしている。
その愛情は作物・土地・地球全体にまで繋がり、同じような情熱を持った仲間たちとの活動を見ていると応援したくなります。
よく顔が見えるから安心とか言ってるけど、そんなレベルじゃないくらいの親近感が湧いてきます。
その人の作ったものを食べたら、値段以上の何かも同時にもらえるのです!
まとめ
少なくとも自分の子どもには本当に信頼できる農家さんのものを食べさせたいと思います。
定義が曖昧なので、栽培方法の名前が色々あってわかりにくい世界ではありますが、そこに囚われることなく人で選ぶのもアリだと思います。
その結果、自然栽培だったら言う事なしって感じかな。
表面的に知って終わりじゃなくて、突き詰めていくと色んなことが知れて面白いですよ。
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