【科学的】という幻想   ヒトの痛みは科学だけでは説明しきれない!

科学

医学は科学である

医療を扱っている以上、科学が前提でありそこから目を背けることはできないでしょう。

科学の進歩により世の中は便利になった反面、様々な問題もなくなりません。

 

その【科学】というものが一般の人たちが思っているほど確実なものではないという事を身をもって経験しているので、僕の考えを述べていこうと思います。

 

科学とは真実を追求する学問であるはず

本来、科学とは人間の「なぜ?」という問いを明らかにしていく学問のはずである。

ヒトの科学

 

科学の世界において、いわゆる出世をするには『論文』を書かなければならない。

論文の表現には抽象的な言葉や主観はご法度であり、~であろう。・~だと思われる。などでは受け付けてくれない。

 

しかし、科学にも限界はありその時点で証明をしなくてはならないので、都合のいいデータを寄せ集めて無理やり完成させてしまうという事が起きてくるのである。

 

それは医療の現場でも起きていて、一時期ニュースでも取り上げられた大学と製薬会社絡みのような事態が存在するのである。

 

ディオバン事件

高血圧症に対する降圧剤として発売されていたノバルティスファーマ社のディオバンが脳卒中や狭心症のリスクを減らす効果があるという論文が発表されたが、後にデータに改ざんやねつ造が見つかったというものである。

 

僕はこれが特別なものだとは思っていない。

一般人からしたら「本気でそんな事やってんの?」というような研究もあるのだ。

 

銅鉄実験

まず、銅をサンプルにして行われた実験の結果があるとします。

次に、鉄を使って同じ実験をしても同様の結果が出ることはやる前からわかっていたとしても、「向こうは銅でこっちは鉄だ」という理由で論文が通るという世界なんです。

 

ある科学者は「科学界は信仰の世界と一緒だ」と言っています。

事実よりも学説を優先すると。

 

武道学会の論文

武道にも科学が入り込んでおり、柔道を題材にしたある論文が発表されました。

簡単に説明すると

科学的測定の結果身長の高い者は体重が重いことがわかった。

そして、体重の重い者は体内脂肪が多いことがわかった。

日本人の体内脂肪は、その比率が外国人より多かった。

したがって、この体内脂肪の比率を減らせば、日本人はオリンピックでもっと勝てるのだ。

 

トレーニングや食事に気をつかい、結果として体内脂肪が減ったということであれば納得もするが、単純に体内脂肪を減らせば勝てると思うのはあまりにも短絡的過ぎやしないだろうか。

 

経験科学

解剖学者である養老孟司氏の話にこんなものがあります。

アゲハ蝶

宇宙の中に地球以外で人間のような生き物はいるのかいないのか?

筑波山にアゲハ蝶はいるのかいないのか?

【いる】というのは一体でも一匹でも見つければ証明できるが、【いない】というのを証明するのは簡単なことではない。

【いない】というのは未来永劫にわたって明言しなければならない。

ということは【宇宙人はいない】という言い方自体が科学ではないんです。

宇宙

僕が宇宙人を信じてるという事ではなく、科学の視点からという話です。

 

科学的という言葉を盲信しすぎてないか?

一般的に科学は良く分からないけど、なんかすごいものなんだという印象をお持ちでしょう。

しかし、前にも述べたように論文にならなければいけないので、説明できないものは扱わない・都合のいい部分だけを抽出するという側面も持ち合わせてます。

 

例えば、何かについて『科学的に~という事がわかった』とします。

その研究の現場にいた訳でもないし、専門家でもなければ詳しいことはわかりません。

じゃあ何を基準に信じるのか?

 

ただの主観でしかない。

 

多くの方は

・テレビで言っていた

・肩書きが立派な人が言っていた

・芸能人が言っていた

という事で信じるしかないないのかもしれません。

 

これらは僕も含めて当てはまると思うんです。

でもそれって科学じゃないんですよね。

 

食べ物の事をテレビで紹介すると、スーパーからなくなるみたいな現象って知ってる人からしたらくだらないって思いますし、後になってあのデータは「間違いでした」って知ったら憤慨するのもどうかと思います。

 

特に人間というブラックボックスに包まれていて、精神的な作用の大きい生物にはまだまだ科学が及ばないことが多いのである。

精神・心理という数値化できにくい分野は科学の苦手とするところであり、西洋医学よりも東洋医学に軍配があがる。

 

明治維新や敗戦による劣等感が産んだ弊害により、長年にわたり西洋文化を推奨する背景があったがここにきてその限界を感じ、中庸の目線で捉える者が増えてきている。

 

今まで常識とされてきたものが覆されることは少なくない。

それは医療の分野でも起きている。

 

教科書や学会で発表されたからといってそれが全てではない。

 

それよりも目の前で起きている現象を真摯に受け止め、その現象を解明していく事こそが【科学】の正しい姿勢ではないだろうか。

 

そうでなければ、【科学風】 【科学ごっこ】になってしまう。

 

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