整形外科で首が悪いと言われた腕の痛みが改善した2症例

絶好調

腕に痛みがある場合、整形外科に行くとほとんどが首が悪いと言われます。
ですが、首の施術をしなくても良くなるケースが多いのも事実です。

画像検査の診断は、多くの人が考えているよりもあてにならない事を証明する症例です。

レントゲンで異常がないけど首が悪い!?

H28年2月頃から首~左腕にかけて痛みを感じていたが、5月になり痛みが酷くなり10月に整形外科を受診しました。

レントゲンの結果では骨などに明らかな異常はないと言われ、湿布を処方され首の牽引など治療は受けていたが、一向に良くなる気配がなく当院を受診されました。

症状は首~左腕にほぼ一日中痛みを感じている。(安静時痛+)

お話を聞いている最中もご自分で痛みのある腕をずっと触っていました。

肩の動き自体は日常生活に支障はないが、上に挙げたり水平に内側に曲げる動作をすると途中の角度で痛みが出る。

最近は仕事を休んでいたが、今日は職場から呼ばれて事務の仕事だけやってきたと。(普段は立って手作業がメイン)

 

当院からは、レントゲンでの異常の有無は今回の症状とは無関係だということを説明しました。

よって首を引っ張る牽引治療は意味がないので止めた方がいいと提案。

そもそも発症前に何か環境の変化やストレスに感じるような出来事があったか伺ったところ、発症時と症状が悪化した2回ともドンピシャのタイミングであったことがわかりました。

今回の症状は、結果的に普段仕事で負担のかかっていた場所に出ただけであって特別首や腕が悪いわけではないと説明しました。

初回施術後の翌日朝起きたら頭が軽くなってたと。
腕の痛みはまだ残っているが、確実に良くなっている様子でした。

なんでここまで良くなったのか不思議そうでしたが、「理屈で理解したいのであればいっぱい情報出したり説明しますよ」って言ったら「たぶん無理なのでいいです」っておっしゃってました。⇦ここ重要なんですけど、まずは身体の変化を素直に受け入れるのって大事だと思います。

自分の今までの概念とかけ離れていると無意識に「こんなはずはない」って抵抗したがるんですね。
せっかく身体が良くなろうとしているのに、頭で拒否しちゃうと結果的に改善から遠のいてしまいます。

5日後に3回目の来院時、また少し頭が重く感じるが夜中や日中の痛みは和らいでいるものの仕事で手を使っていると鈍痛が出てくる。

さらに5日後の時には夜中の痛みは感じなくなっていました。
日中のじっとしてても痛かったのもなくなったと。

その分、腕を水平に内側に曲げた時の痛みが気になりだした様子です。

安静時痛や夜間痛はとても不快な症状なので、それがなくなるだけでも気分的に楽になる方は多いです。

その後1週間は仕事も忙しく、通院できなかったが症状自体はほぼなくなったと。
動かした時の痛みも感じない。

仕事の後半でちょっとダルいかなくらい。
今後も仕事が忙しく、症状も良くなったのでとりあえず様子見となりました。

 

【MRI検査では右側が悪い】と言われた左腕の痛みが驚異の回復した症例

5か月前、初めは肩こり症状を感じていたが、次第に左腕全体に痛みが出てきた。

痛みの範囲が広がってきたので、整形外科を受診しレントゲン検査を受けました。

結果は【骨に異常なし】

もし、僕がこんな事言われたら「こんなに痛いのに異常なしってどういうこっちゃ!?」って思うでしょうね。

その1ヶ月後にMRI検査を受けた結果が・・・【右の首が悪い】

悩む男性

「いやいや痛いの左だし!?」

もう、こんな事は日常茶飯事なのです。

とりあえず、リリカを処方されたそうです。

*リリカは一般的な消炎鎮痛剤とは違い、神経障害性疼痛なんて言われちゃってる症状に処方される薬です。
薬に関しては口出しできないので、ご自分でお調べください。(かなり大事なことだと思ってます)

ひとつだけ申し上げるなら、僕はラリパッパにはなりたくないので飲まないですけどね。

その後も痛みは続いていましたが、ある時親戚の集まりがあり、その親戚の中に当院の患者さんがいたのです。
「腕が痛いんだ」って話をしたところ、当院を紹介してくださり来院することになりました。

これまでの経緯を聞いた上で、詳しく説明させていただきました。

レントゲンやMRI検査で写し出される変化と症状には関係性がない

レントゲン検査で骨には異常がなくても、実際に痛みがある事に対しての説明がなかったようなので、ある意味、不信感や不安な気持ちが湧いてきたようです。

不信感

MRI検査も同様で、症状は左腕なのに画像上は右側が悪いと説明されても納得できるものではありません。

形態異常を指摘しておきながら、薬で対処するのでは患者さんの根本的な不安が解消されるとは思えません。
実際にこの患者さんも、まったく腑に落ちていませんでした。

画像上での変化のある・なしに関わらず症状とは関係ないので、「今まで言われてきた事は記憶から消してください」とちょっと無理なお願いをしました。

完全にじゃなくていいので、ここを意識する事は覚えておいてくださいね。

そして、ヒアリングから得られた情報の結論として、脳疲労からの症状だと説明し施術を行いました。

以前、ぎっくり腰になった時も、仕事が立て込んでいた時期であり、脳疲労の説明にも納得していただけたようです。

 

2回目の来院時にはまだ症状の変化はなく痛みは持続していましたが、4日後の時点では前日まで痛みはあったが、「今日はあまり痛くなかった」そうです。

初期のころは症状の改善に波がある事があり、また痛みがぶり返しても不安になる事はないと説明しました。

マインドセットの話をすると、初診の時の痛みが10だとして、現時点で5になったとしましょう。

VAS 痛みの指標

ここで、10の痛みが5に減ったと思うか・まだ5残ってると思うかでも経過に差が出るように感じています。

その後も順調に改善していき、5ヶ月間痛かった左腕の症状が約2週間で改善しました。

お帰りの際、「来て良かった」と言っていただき、僕としても素直にうれしく思います。

もし、いまだに病院に通院していたら、まだ痛みが続いていた可能性が高いでしょう。
そして、薬を服用し続けていたら、心身ともに悪化していた可能性も否定できません。

 

まとめ

長い期間苦しんでいた症状が、思いのほか早く改善して本当に良かったです。

レントゲンで異常がないと、説明もあいまいで【原因不明】とされる事もありますが、きちんと話を聴けば何か見つかるものです。

両方の症例とも本人がはっきりとわかる出来事があったので、施術が進めやすかったです。

ここがわからないと「身体のどこかが悪いんじゃないか?!」と負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

しかし、基本的にレントゲンやMRIの画像に写し出される変化と痛みなどの症状とは関係がないので、いかに理解してもらえるかが重要だと思っています。

患者さんを画像診断の呪いから解放できるように今後もお伝えしていきます。

 

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