東京日本橋でマナ整体ラボ初セミナー【脳から診る外傷の痛み】を開催しました

H31年3月21日に東京・日本橋で外傷セミナーを開催してきました。
セミナー告知はマナ接骨院時代に立ち上げましたが、実際の開催日にはマナ整体ラボとして行うという何とも不思議な感覚でした。

日本橋 ミント会議室で外傷管理の大前提について話してきました

ちょうど桜の開花宣言が出たこの日、そして日本の起点でのセミナー。
マナ整体ラボとして初のセミナーを開催するには縁起がいい!と後で気づきました。

 

セミナー会場の様子
会場内は清潔感があり、十分なスペースもあって快適に過ごせました。

 

今回のセミナーでは
・痛みの分類について
・CRPSについて
・関節拘縮について
・外傷と非外傷をわけて考えない

これらについて症例も交えて講義しました。

講義をする主催者 脳のシステムエラー 固定について解説

すでにCRPSの事を知っている先生が多かったので基本的な部分は省きました。

ここで1つだけ重要なことを書くとすれば、
《患者さんの訴える症状がハードペインなのかソフトペインなのか、それともハイブリッドペインなのか、こうした視点で捉える事によってのみ構造的な変化と痛みの原因診断を切り離す重要性に気付くことができる》

この一点だけでどれだけの医原性CRPSが防げるかを考えてみてください。

さらに三上クリニカルラボ 三上先生の濃密な講義もあり、僕にとっても大変勉強になりました。

回路の解説 脳と症状パターン

 

いずれは、一方的な講義ではなくて双方向でのディスカッションができたらいいと思ってます。
その為には、今は共通言語で語れる医療者を増やす段階だと感じています。

 

セミナー参加者の感想

・改めて患者さんとのコミュニケーション(バックボーンを知る)が大事かを考えされられました。
ケガだけではなく、問診・コミュニケーションにもより力をつけていきたいと思います。

感想1

 

・皮膚や脳についての話や今までタッチケアやノーマンドイジの神経可塑性研究などの本を読んでいたのでものすごく納得。
自分自身に落とし込むことができました。
研究会の方にも物凄く興味が湧いてきています。 入会したいと思っています。

感想2

 

・痛みに対しての考え方に興味を持って今回のセミナーに参加させて頂きました。
一般人で詳しい知識もない中でのセミナー参加ではありましたが、患者さん1人1人に対して寄り添いカウンセリングされていること、脳は無限の可能性があることを学ばせてもらいました。
自分の周囲にも長い痛みに苛まれている方がいるので、自分なりにではありますがアプローチしていけたらと思います。

感想3

 

まとめ

今回の参加者には、前回のセミナー脳と痛みの基礎講座にも来た先生や、初参加の先生、資格を持ってはないけど興味を持った患者さんが来てくれました。

これからは好む・好まざる関係なく、患者さんでさえ脳との関係を知っていく時代ですから、見たくないからといって無関心を決め込んでるとあっという間に置いてかれますね。

そうなったら「あの先生は勉強してないのね」なんて言われてしまいますよ。

そして、どうせ勉強するなら最高峰の情報に触れるべきですね。

 

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