通院中のある患者さんから「接骨院のイメージが変わった。もっと多くの人に知ってほしい。」というお言葉をいただき、患者さんからの提案で今回の相談会を開催する事になりました。
少人数だったので突っ込んだ話ができて良かった、と同時に、世間の痛みに対する考え方が全然追いついてきていないという事を強く実感したので、もっと頑張ろうと思いました。
マナ接骨院初 ゆめみ野集会所にて無料相談会
まずは、しつこいくらいこのブログでお伝えしている痛みを改善する為に知っておくべき基本中の基本からお話しました。

画像検査の結果は痛みなどの症状とは関係ない
レントゲンやMRI検査で見える骨や軟骨の変化、ならびにそれによる神経の圧迫は痛みやしびれの原因ではないという事。
オランダのヴァン・トゥルデルらのX線所見と非特異的腰痛との因果関係に関する35件の論文を検討したレビューでは、X線撮影で発見される脊椎分離症、脊椎辷り症、二分脊椎、腰仙移行椎、変形性脊椎症、ショイエルマン病(思春期に発生する脊柱後彎)と、非特異的腰痛との間に関連性は認められなかった。ただし、椎間狭小、骨棘形成、硬化像などの退行変性は非特異的腰痛との関連性を示したが、オッズ比が1.2~3.3と低く、研究デザインにも問題があったことなどから、X線異常所見と非特異的腰痛との因果関係を示す証拠はひとつもないと結論づけている(van Tulder MW.et al,1997)。
~TMSジャパン~ より引用
画像検査と痛みの関係に関しては、マナ接骨院の他の記事でも実際の症例を絡めて掲載してありますので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
年を取っただけでは痛くならない
少し考えてほしいのですが、年とって痛くなるのなら世界中エラい事になってると思いませんか?
何歳になったらという定義もないんですけど、ある一定以上の人が全員痛いって言っていますか?
それこそ、小・中学生が腰痛いって言ってますし矛盾だらけです。
筋肉の衰えで痛みは出ないし、筋肉を鍛えても痛みは取れない
人間はいつまでも筋骨隆々ってわけにはいきませんし、筋肉が落ちてくるのは自然な現象です。
筋肉があれば大丈夫って事なら、スポーツ選手のように毎日鍛えてる人の痛みはどうやって説明するのでしょうか。
ケガをした選手がリハビリという名のもとに筋トレをしても改善せずに引退していくのをどれだけみてきたか。
スポーツ選手を引き合いに出して「極端だ」と思っているうちは、完全には払拭できないでしょう。
痛みがなくなってから好きなスポーツをやるのもいいですし、今までやってこなかった事にチャレンジするのもいいでしょう。
悲壮感イッパイに「これをやらなくちゃ痛みは取れんのだ!」と筋肉を鍛えようと頑張っても、さほど効果は出ないのでおすすめできません。
参加者個別の症状について解説
女性の方で、腰や肩、指などと色々な場所の痛みにお困りのようでした。
その度に整形外科を受診し、湿布・痛み止め・注射などの治療を受けてきたそうです。
一度は整骨院に行ったが『バキバキッ!』とやられ、怖くなってそれ以来通院していないと。
これだけ身体のあちこちに痛みが出るという事は、身体がダメなんじゃなくて痛みが出なくてはいけない背景があるのです。←これの意味がサッパリわからないという方にこそ聞いてほしい内容でした。
後になって聞いた話ですが、家庭や仕事でずっと悩みを抱えてきているようです。
このような脳疲労が症状に繋がってきます。
今回はその件に関しては突っ込んでお聞きしませんでしたが、「そういった事が身体に症状として出るんですよ」というお話はしました。
もし、マナ接骨院に来院した際には、症状の改善には避けて通れない事なので詳しく説明していきたいと思ってます。
痛みの相談会をやって感じたこと
思ってた以上に今までの一般整形の考えが強固にこびり付いているんだと感じました。
実際に治療を受けていて改善してないにもかかわらず通院しているという、ある意味それ以外の選択肢はないんだという思い込みも感じました。
ネット検索しない方は良くも悪くも情報量が少ないので、今までの考え方を変えるのはなかなか難しそうですが、目の前で「治らないんです」って言葉を聞いてしまった以上もうやるしかないですね。
ネット検索してるからって、ドロドロのエゲつない広告とか、耳触りのいいフワフワした方法論に惑わされてちゃダメですよ~。
今までオンライン上での発信に専念していましたが、オフラインでの活動も重要だなと。
2月には越谷市で【ヒトの痛み】について、4月にはさいたま市で【BFI研究会の一般講演】が控えています。
4月の講演会はあなたの抱えている痛みについて、少しでも疑問をお持ちなら是非とも聴いてほしいと思ってます。
またブログでも告知しますので、時々チェックしに来て下さい。
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