臀部の痛みについては、坐骨神経痛や梨状筋症候群などと言われた方も多いかと思いますが、実際のところはどうなんでしょう?
そこで、神経や梨状筋にアプローチすることなく改善した症例をご紹介させていただきます。
読み進めていけば、今までの思い込みが崩れるかもしれません。
お尻の痛みから腰や足にまで症状が広がり、春日部市から来院
42歳 女性
3週間ほど前から右のお尻に痛みを感じて、次第に腰や右足全体に痛みが出てきました。
症状が出はじめて1週間後にカイロプラクティックを受け、その時は少し良くなった感じがしたが、翌日から疼くような痛みが出てきたそうです。
その後も症状は強くなるばかりで、ついには歩くのも困難になるほどになってしまいました。
そこで、自宅からは少し遠いんですが以前通院したことのある当院へ来院されました。
足を引きずって歩いていた
待合室からお呼びすると、歩くのもやっとという程でかなり辛そうでした。
こうなると治療家のスイッチONで、いつも以上に熱が入っちゃいます。
ヒアリングでこれまでの経過をお聞きし、とりあえずは
・神経や骨などの身体の故障ではない
・痛みのある時に強い刺激を加えられたので、一時的に症状が強く出ている
と説明し、少しでも安心していただけるように努めました。
そうは言っても痛い事には変わりないので、翌日が日曜日だった事もあり予約の施術を入れていただきました。
臀部痛の痛みの本当の原因とは?
翌日も痛みは強く、座っているのも辛そうだったのでベッドに寝た状態でヒアリングをしていきました。
すると、ソフトペインど真ん中の答えが返ってきました。
【実の父親が亡くなり、相続で揉めていると】
今までにもこういったお話は聞いた事がありますが、例外なく症状をこじらせてるんですね。
なぜか?
痛みという感覚は脳(感情)が関与しているんですが、本来なら痛みを感じたら自然と痛みを鎮める働きがあります。
しかし、顕在意識(表面意識)で過活動を起こした状態では、この働きが正常に機能しなくなってしまうんです。
すると、常に痛みを感じている状態になり、さらにその痛みがストレスや不安を生むという負のスパイラルに陥ってしまうんです。
これを、当院では肉体次元で起きている痛み(ハードペイン)ではなく、感情からくる痛みということで(ソフトペイン)と提唱しています。
実はこのソフトペインにも意味があるのですが・・・・・
あまりにも痛みが強いのはしんどいので、早期に改善するように施術していきます。
施術後後の変化
日曜日の施術直後は痛みの変化はなく、まだ辛そうでしたが寝返りの感じや徒手検査の変化があったので、症状の変化もあると確信があったので深追いはしませんでした。
そして翌日来院されると、「昨日より楽~」と言っていただけてホッとしました。
よくいわれる坐骨神経や梨状筋に対しては一切アプローチしていません。
その後もゴタゴタは続いていたので症状の波はありました。
それでも初期のような状態にはなりませんでしたし、本当の原因に気づけた事で痛みの捉え方が変わり不安が軽減されました。
やはり身体の中の自分では見えない所、つまり骨だったり神経だったり軟骨だったりが変形してるとか圧迫されてるとか言われたら・・そりゃ心配にもなりますよ。
しかも、「形がおかしい!」って言ってるのに湿布と痛み止めとかマッサージって何の解決にもなってないじゃないですか。
それで形が元にもどる訳じゃないのですから。
このへんの整合性のなさはもっと追及すべきなのではないかと思うのです。
もう一度お伝えします!
レントゲンやMRIでの形の変化と痛みやしびれの症状には直接関係はありません
ついに臀部の症状消失
初めの『歩くのもやっと』という痛みは早期に改善したものの、仕事で立ちっぱなしが続いたり親族での話し合いがあったりすると、痛みをぶり返すような状態ではありました。
それでも初診から1か月半経過し、ゴタゴタは残っている状態でも臀部の痛みは消失しました。
もし、僕のところではなくて病院に行って、画像検査でヘルニアとかが見つかってしまったら・・・

あの痛みの訴えだったら手術されていたかもしれません。
あなたには無駄な手術はしてほしくありません!
まとめ
たとえお尻に激痛があったとしても、すぐに神経痛と決めつけずに心理的に負担になるような事がなかったか思い返してほしいです。
もし思い当たる節があれば、それは坐骨神経痛でも梨状筋症候群でもなくソフトペインかもしれません。
ソフトペインであるならば、必ず良くなりますし手術をする必要はありません。
最近のコメント