夜中に足がつって悶絶した経験ありませんか?
僕はたまにあるんですが、ちょっと伸びをしただけなのにふくらはぎがつって唸った事があります。
あとは正座したら足の指がつったこともあったり。
他にも過去に一度だけ太ももの裏がつった事があるのですが、あれは凄まじかった!
ふくらはぎの比じゃないくらい痛かったです。
自分でどうする事も出来ずに、ただおさまるのを待ってるだけ(笑)
ふくらはぎなら、上図のように膝を伸ばした状態で足の指から足首まで自分の方に引っ張ればいいんですが、太ももの裏は未だにどうしたらいいかわかりません。
何かいい方法があったら教えて欲しいです。
なぜ足がつるのかに関してはいくつか原因となるものが挙げられますが、一番の原因である脳疲労のことも含めて解説していきます。
足がつる本当の原因とは?
よく言われている原因としては
・水分やミネラル不足(ナトリウム・マグネシウムなど)
・身体の冷え
・筋肉疲労
・重篤な病気
などがあります。
水分やミネラル不足
熱中症に代表されるように、水分やミネラルの不足によるものはありますが普段の状態でそこまで不足することは稀ではないでしょうか。
よほどの偏食や過度な減塩は問題ですが。
あと、運動したからといってスポーツドリンクばかり飲むのは、糖分の摂りすぎになるので実はあまり良くありません。
身体の冷え
現代は身体の冷えの問題もあります。
夏の過度なエアコンの使用により自律神経のバランスが乱れている人が多いようです。
僕は、夏に扇風機の風を足もとに直撃させていて冷えた事もあり、足がつった経験もあります。
ただ、単純な寒さでいえば冬の方が身体は冷えやすいですよね?
寒いだけで足がつるならほぼ毎日つってるでしょうし、夏にエアコンなどを使わない方でも足がつるのが説明つきません。
なので、冷えはあくまで要因であってこれだけが原因ってことではないのです。
筋肉疲労
運動のし過ぎによっても足がつるといわれています。
運動をするということは心拍数は上がり、血流も増え、呼吸も激しくなります。
これらを調節しているのは自律神経です。
自律神経の中枢は脳にあります。
運動の疲労は単純に身体の疲労だけではなく脳の疲労にも繋がっているのです。
運動をしていない人でも起きるという事は、直接の原因ではないという事ですね。
重篤な病気
なかには気をつけなければいけない疾病も含まれています。
糖尿病や閉塞性動脈硬化症です。
頻度としては少ないでしょうが、心配な方は専門の病院で検査を受けることをおすすめします。
心配が頭から離れないのは良くないので。
筋肉が縮むメカニズムとは
もっとも多いふくらはぎがつるメカニズムを簡単に説明します。
筋肉は伸びたり縮んだりして力を発揮します。
つま先立ちをした時にふくらはぎの筋肉は縮んでいます。
足がつる時はこの縮む方向で力を入れた時に起こりやすいのです。
この筋肉の収縮をコントロールしている一番の親分は脳なんですね。
この脳に疲労が溜まっていると通常よりも縮む力が強く出てしまい、結果的に足がつりやすい状態になってしまうのです。
脳の疲労とは?
現代はなにかと忙しい時代です。
仕事や家事・育児、昔と比べるとあらゆる場面でスピードを要求されます。
さらに、インターネットの普及によりパソコン・スマートフォンの使用頻度が格段に上がっています。
目から大量の情報が入る事により脳は疲労します。
特に寝る直前までやっていると、気づかぬうちにダメージを受けていることがあるのです。
こういった外的なストレスも気をつけなければいけませんが、もっと大事なのが内的ストレスです。
・仕事のノルマ
・イヤな上司の対応
・友達を含めた人づきあい
・家庭内の不協和音
など、なかなか思うようにいかない事が多いこれらのストレス。
考えないようにしていても、勝手に頭の中を駆けずり回る厄介な存在!
これにより脳に溜まる疲労は想像以上なのです。
これを意識活動の亢進と呼んでいます。
こういった状態では身体の痛みが出やすいですし、筋肉の出力バランスも乱れやすいので足がつるという事も起きやすくなってしまうのです。
これら脳疲労に対しても施術により自律神経のバランスが整うこともわかってきています。
結果的に足がつるのがなくなった患者さんも多くいます。
色々と対処しているのに治る気配がない場合は、マナ整体ラボにご相談ください。
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