痛みやしびれの治療・施術に強い刺激は必要か?

ダメ

結論から言うと必要ありません

全体重をかけるマッサージ・予告なしに行われるバキッとやる矯正・トンカチで叩く・変な棒でグリグリやられるなど、世の中には色々な強刺激の治療法が存在します。

それで良くなるのは、あまり症状が酷くない場合やそういった刺激が好きな方が多いのかもしれません。

たしかにやってもらった感は満載だと思います。

そのやってもらった感が脳でポジティブに働けば症状も良くなる事は理解できます。

 

しかし、逆に症状が酷くなってしまった・その時はなんとなくいいような感じがするがすぐに戻ってしまうなんて方もいるでしょう。

後者の方にはそういった刺激は合っていない可能性があります。

そういった場合には、ソフトな刺激の弱い治療法も選択肢の一つとしてお考えいただくといいかもしれません。

リラクゼーションのつもりが思わぬ事態になった例もあります。http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3768/1.html

 

なかにはあらゆる刺激がダメな患者さんもいる

CRPS体質という、少しの痛み刺激にも敏感に反応してしまう患者さんがいるという事は医療者なら知っておかなければいけない事実があります。

それを知らずに猫も杓子も強刺激なんて事をやっていたら日常生活もままならない状態にまで追い込まれてしまう患者さんもいるのです。

少なくとも医原性のCRPSは極力無くす方向になって欲しいです。

 

骨折・脱臼の治し方、固定具の質、電気治療の強さ、触診の仕方、手術、注射、筋トレなどあらゆる物理的な介入に対しては細心の注意をはらう必要があるのです。

 

介護予防のために筋トレをさせたところ、16%に悪化がみられたと新聞記事にも掲載されていました。

昔なら通用していた事が現代のような複雑な社会では心身環境因子に与える影響は大きく、物理的な刺激の強弱に対しても身体の反応は変わってきているのです。

 

なぜ弱い刺激でも改善するのか?

本来、人には自然に治っていく力が備わっています。

その自然治癒力を邪魔する要素を取り除けば痛み・しびれは治ります。

そこに余計な刺激は本来必要のないものなのです。

 

邪魔する要素で大きいのが固定観念・思い込みがあるでしょう。

治療とは何か強い刺激をしてもらうものだというのが常識ですね。

 

だからこそ、治療者側も何か『インパクトのあるものを』とあの手この手と模索しているのです。

 

病院に行って薬を出されないと「あそこの先生は薬も出してくれない」なんて言われたくないからと、必要のない薬を処方するなんて話も聞きますし。

何をされてるのかわからないような、刺激の弱い治療だと不安になる気持ちもわかりますが、痛みの本質やCRPSのような病態を知ってしまったらむやみな強刺激は必要がないと認識できるんじゃないでしょうか。

あなたはギュッと強く掴まれるのと、優しく包み込まれるのをイメージしてみて、どちらに安心感を感じますか?

脳が安心感を感じる方法こそ、症状改善の近道だと僕は思います。

 

まとめ

当院で行っているBFI療法以外認めないというわけではないので、それぞれの役割があっていいと思います。

方法論ではなく痛みの本質を知っていただきたいのです。

 

その上で、今まで述べてきたように強い刺激で悪くなった方やその時だけで変化のない方は治療法を変えてみるのもいいかもしれません。

痛いのを我慢するのは治療ではありませんので。

痛がってる患者さんを見て喜んでるような、歪んだ性格を持っている施術者がいる事も事実です。

正直、気色悪いです

少なくとも子どもには止めましょうよ

 

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    交通事故・怪我はもちろんの事、あらゆる治療・施術を受けても良くならない難治性症状にも対応できる接骨院です。 現代は身体のみにフォーカスし、変形や神経の圧迫、骨盤や背骨の歪みなど形に捉われすぎなんです。 ストレス社会を生き抜く為にも【脳と痛みの関係】を熟知したマナ接骨院で明るい未来を手に入れましょう! その痛み・しびれ、諦める前にぜひご相談ください。