痛みを我慢しながらのリハビリは即刻止めるべき! 関節拘縮の改善に痛みは無用

怪我のリハビリを受ける女性

Last Updated on 2019年5月27日 by mana-bsd

ヒトの痛みのメカニズムを理解してる人間からしたら、まったく理解できないんですが、いまだに苦痛に耐えさせながらのリハビリをやってる所があるんですね。

あなたやあなたの周りにもいませんか?

そのままガマンしてリハビリを受けているとCRPSという厄介な状態になってしまうかもしれませんよ。(これは不安を与えるのが目的じゃなくて回避する為のアドバイスです)

『痛くなきゃリハビリじゃない』っていつの時代の話だよ

患者さんの中にも【痛い方が効く】と思っている方がいますけど、それ完全に間違ってますからね。

ダメ

 

いや、ごく一部の「痛いのが快感」という方にはいいのかもしれませんが、長年現場で診てきた印象では痛いリハビリでは失敗します。

 

痛いリハビリとは、わかりやすい例で言うとギプスをして外した後に固くなってしまった関節を動くようにするアレです。

昔のように関節運動学という概念がなかった時代は、【固くなったら動かす】という単純な理屈でやっていました。

しかし、関節運動学関節神経学というものが分かってからは、無意味な痛みを与えることなくリハビリが可能になってきているのです。

 

そういったものを知らない医療者は、いまだに昔ながらの【リハビリと称した拷問】をやっているんですね。

なんて恐ろしいんだ!!

 

なんで関節が固くなるのかを知ればリハビリも楽になる

教科書なんかを見てみると、

・筋肉
・靭帯
・関節包
・腱

などの軟部組織が関与しているとされています。

組織学的にはコラーゲン線維の変化などとも記述されているが、これらはあくまで結果として起きているのであって、真の原因とは言えません。

 

一番の原因はです。

脳と言っても何も小難しい話じゃありません。

『ギプスで固定すると関節は固くなる』という前提で診ている医療者から発せられる言葉が大問題なのです。

説明する女性

 

ヘタに治療計画なんぞを提示されて「○週間固定して、その後は関節が固くなるから○か月リハビリして・・・」なんて説明されでもしたら、患者さんはその時点で「自分の関節は固くなる」と脳に刷り込みをされてしまいますよね。

まずは、このスタート時点で間違っているんです。

 

子どもは組織の修復が早いから関節拘縮を起こしにくいというのもありますが、それよりも生まれてから現在までのネガティブな情報が少ない分そういった事態になりにくいんだと考えます。

大人は色々と間違った情報がこびりついてますからね。

その証拠に、子どもであっても周りの大人から強烈な不安(リハビリは痛いけど頑張ってね)などの言葉を浴びせられれば、しっかりと関節は固くなります。

 

要は、脳にそういった認識をさせなければ関節拘縮のリスクは減らせるのです。

医療者はこういった事を理解した上で、怪我の治療に当たってほしいと強く望みます。

 

関節拘縮のリハビリに必要な知識と方法

実際の技術的なことでいうと、固くなっている患部のみにアプローチしていてもなかなか効果は上がりません。

なぜかと言うと、関節周囲の筋肉や腱、関節包などの緊張が取れてなければ関節の柔らかさは回復しないからです。

 

これらの緊張状態の調節をしているのも、これまた脳なんですよね。

脳が緊張状態を解いてくれるには、安心感が必要です。

そういった意味でも、リハビリに必要なのは【やさしい刺激】なんです。

 

そう!

BFI療法は脳の無意識に働きかけるソフトな手技なので、関節拘縮の改善にも役立つのです。

BFIで脳の安心スイッチを入れ、緊張状態を解いた上で患部の関節包内運動+皮膚回旋を取り入れれば痛みのないリハビリができるんですよ。

 

痛いリハビリはCRPS発症のリスクが高まる

今まで述べてきた事を前提として、

・固定の肢位(角度など)
・固定具の不快感(きつい・ギプスの角が当たる)
・励ましの言葉(不安の軽減)

などと、気をつけなければいけない事は山のようにあります。

 

それらを無視して関節拘縮を起こした挙句に、リハビリで痛みを与えられガマンし続けていると、CRPSという最悪の結果を招く恐れがあります。

*CRPSについては→三上クリニカルラボのCRPSを正しく理解する為にをお読みください。

このように、実際に発症してしまうと治療がさらに難しくなってしまうので、事前に関節拘縮を含めた【ヒトの痛み】を十分理解している医療機関を知っておくべきだと強く勧めます。

手前味噌ですが、間違いないのはBFI研究会の常連の先生です。

マナ接骨院にも、他院で骨折の治療をしていてCRPSを発症した患者さんが来院しました。

右足のCRPSを発症

左右の足の違いがおわかりいただけますか?
色も大きさも別人の足みたいですよね。

なぜこうなったかは足の骨折からCRPSを発症し痛みが持続していた症例に詳しく書いてあります。

 

まとめ

ギプス固定後のリハビリに対する認識によって関節の固さは大きく違ってきます。

たとえ関節が固くなったとしても、正しくリハビリをすればきちんと改善するので安心して下さい。

CRPSを発症させない為にも、ケガで通院する際はきちんと説明を求めましょう。

関節拘縮のリハビリに痛みは必要ありませんよ!

 

現在、リハビリで痛い思いをして頑張っているのに改善していない方は、今すぐにマナ整体ラボやBFI認定院にご相談ください。

マナ整体ラボへのお問い合わせはここをクリック

 

 

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