ハッキリ言って、1年に何回もぎっくり腰になるなんて異常ですからね!
痛いのは腰(身体)ですが、いくら筋肉でカバーしようが柔軟性を上げようが効果は薄いでしょう。
これから最も大事な部分を解説していきます。
目次
そもそも人間の体はそんなに脆くない
ぎっくり腰を繰り返している方や慢性的に腰痛をお持ちの方は、『自分の腰は弱い』と思っている傾向があります。
アスリートなんかになると『腰に爆弾を抱えてる』なんて恐ろしいイメージを植えつけられている選手もいますね。
そんなに人の体って脆いものなんでしょうか。
僕はそうは思いません。
あなたも【この動作では体重の何倍もの負荷がかかります】ってフレーズ聞いたことありませんか?
このまま受け取ってしまうと、なんだかダメージが大きそうだなと思ってしまうでしょう。
それでは、それだけの負担に耐えられるように出来ているとしたらどうでしょうか?
まったく体に対するイメージが変わってきますよね。
後者のように出来てないんだとしたら、とっくの昔にスポーツや力仕事は消滅してると思うんですよ。
自分の身体にネガティブなイメージを持ちながら運動しても、効果が望めないどころか故障に繋がることだってあるんです。
治療する側からしたら不安があったほうが便利なんだよね
整形外科・接骨院・鍼灸院・整体院など痛みで通院している方に対しては、不安があってもらった方がありがたいんですよね。
不安があったほうが長く通ってくれますから。
でも、それじゃいつまでたっても患者さんはゴールにたどり着けません。
ゴールに着いた後で、よけいな不安を与えず前向きなメンテナンスとして通院を促すようになる事は賛成なんですけどね。
痛いのは腰だが、ぎっくり腰の原因は腰じゃない
どうしても痛いところに意識が行きがちですが、本当にケアすべき場所は患部ではありません。
初めて読んだ方は意味不明かもしれませんが、症状というのは結果であって原因ではないんです。
なので、
・筋肉をつけても
・関節の可動域を広げても
・背骨の配列を正しても
・骨盤の歪みを矯正しても
根本的な解決にはなりません。
ただ、この過程である部分の安心スイッチが入れば、症状が改善する事はあります。
脳疲労から症状を考える
先ほど【症状は結果であって原因ではない】と申し上げました。
では、その原因とは何なのでしょうか?
その根本的な原因は脳疲労です。
この脳疲労という概念で人を観ていくと、色々な事がわかってくるんですよね。
長くて難しいとは思いますが、ぜひ目を通していただきたいです。
僕もぎっくり腰・40肩を経験してますが、例外なく脳疲労がいっぱいの状態でした。
今だからハッキリと言えますが、
【身体に激痛と言う症状を出す事によって、脳疲労の限界を知らせてくれてるんだ】
と本当に感じています。
もし、そのサインに気付けなかったら、もっと大変な事になっていたかもしれません。(特に注意が必要なのが、うつ病などの精神疾患です)
結果(症状)ではなく、原因(脳疲労)にフォーカスすべき
脳疲労に繋がるものとして
・ストレス
・感情
・気候
・運動
・情報
などがあります。
すべてを排除するのは不可能ですし、する必要もないと思います。
ただ自分で気付けているかが重要なんです。
この脳と痛みの関係が結びついてないと、身体に症状が出た時に新たな不安などのストレスが発生してしまうんですね。
事前にわかっていれば、「そういえば最近あんな事あったからな」と気づけるので、よけいな不安は出ないんじゃないかと。
ここを知ってるかどうかで、症状の経過が大きく分かれてきます。
必然的に、
・無理な運動
・不必要な治療、施術
がいらない事をおわかりいただけるでしょう。
まとめ
人間の体はあなたが考えているより、よっぽど丈夫にできています。
痛みを身体の問題として片付けるのではなく、もっと本質である脳疲労という概念を知っていただきたいです。
松伏町のマナ接骨院では運動器の症状のほとんどを改善に導けますよ。
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